ごきげんよう
ARKの荒木です
今日も昨日の続きでパワハラ、セクハラの予防について
書きたいと思います
昨日は上司の評価の仕方で部下の行動等に
影響がある話をしました

そして評価は「信頼」の度合いとなって現れます
仕事を任せられるか、失敗のリスクは低いか
すべては上司が部下を「信頼」しているかで決まる

実際信頼している部下には仕事を任せて自由に
やらせるが
信頼していない部下にはちょっとした事でも報告を求めたり
細かな指示を与えたりする

こういった「信頼」のあるなしは部下の業績に
影響を与えます

人は信頼されたり期待されればその通りの成果を
上げるようになるというもの

信頼され期待された部下はそれに応えるべく
高いモチベーションを維持する
こういったことをピグマリオン効果と言うそうです

その逆で信頼されず期待されない部下は
モチベーションが下がり業績が落ちる

こういったことをゴーレム効果と言うそうです

上司に見られる帰属バイアスの例として
行動・結果　　　　　　　信頼する部下に　　信頼していない
対する判断　　　　部下に対する判断

積極的に意見を言う　　　やる気があり　　　目立ちたがり
頼もしい　　　　　スタンドプレー
資格を取得した　　　　　よくやった　　　　運がよかった
才能がある　　　　まぐれだ
トラブルが起きた　　　　運が悪かった　　　お前のせいだ
相手が悪い　　　　仕事を任せられない

こういった先入観というか意識の差で判断する

職場のストレス要因に多いのは「人間関係」です
より良い人間関係を作るには一方通行ではない
相互に信頼し合う関係です
上司は好き嫌いのバイアスや偏った思い込みで
無意識に見てしまう
上司の立場にある人はそれらに気づき修正することで
「信頼」し合う関係を築けます

こういったことがパワハラやセクハラ防止に
つながるようです
個人的な思い込みや偏見の目で人を見るのは
やめて違った角度や尺度で人に接してみるのも
大事かもしれませんね

 
まあ基本的に嫌な人は嫌な気がしますが
自分なりに冷静になって見直してみるのも
一つの考え方かもしれませんね

 
また自分自身もどの様に人に影響を
与えているのか考えねば

 
それでは、また良い「気付き」良い出会いがありますように