新型の「うつ」
ごきげんよう
ARKの荒木です
昨日メンタルヘルスのさわりをしました。
今日は病の一つ「うつ」について紹介します。
現在うつ病は100人に10人~15人の人が
かかっているそうです。(軽いのも含めて)
精神面では
興味関心が著しく低下するや集中力が低下する
他人から見ても非活動的になっている等があげられ
身体面では
朝方4時や5時に目が覚めてしまう(お年寄りは例外)
(体が動かない、2度寝ができない)
ほとんど毎日の不眠または睡眠過多
身体の弱い部分に症状が出る等があげられる
睡眠の関連とやる気が出ない事が基本のようだ
トータル的にはミスがなかった人がケアレスミスをしたり
仕事のペースが遅くなったり
無断遅刻欠勤、物事が決められなくなる
仕事の優先順位をつけられない、仕事がたまる等
うつ病への対処、最近のうつ病は
従来型の典型的な「うつ」は
中高年に多い
性格傾向として
・まじめ
・責任感が強い
・几帳面
特徴として
・自分を責める傾向
・自分が悪い・みんなに申し訳ない
治療と予後としては
・休養と服薬で回復しやすい
新型の「うつ」は
若年~30歳前後に多い
性格傾向として
・自己愛的
・承認欲求が強い
・元々ストレスや葛藤に弱い
特徴として
・他人を責める傾向
・会社が悪い・上司が悪い
・場面反応性が強い
治療と予後としては
・休養と服薬のみでは慢性化することがある
こういった中、休養中に海外旅行に行く若者や
わがままを言う社員が増えてきているみたいだ
とある大手の会社が欠勤が多い社員の言葉に
「私はこの部署に合わないので部署を変えて下さい」
部署を変えてあげる
すると次は「上司と合わないから上司を変えてくれ」
上司を変える
挙句の果てには「自分の作りたい部署で仕事がしたい」
新しい部署を作ってしまった会社があるそうです。
最終的にその人間は退職したそうです。
会社側も何もかもを聞いて対応するのではなく
対応出来ることはして出来ないものは出来ない方向性で
動くことが大事
一度、例外、特例をつくると大変なことになるそうです。
そういった意味ではいかに周りを注意深く見るか
興味関心をもって社員と接せれるかがカギかもしれませんね。
次回は不調の部下対応
気付きや声かけ等について紹介したいと思います。
それではまた良い「気付き」良い出会いがありますように