本当の事だけど真実では無い
ごきげんよう
ARKの荒木です
昨日は道場に行ってきた話をしました。
行く前には下準備というか課題ミッションが幾つかあります。
それは、課題映画、だったり課題本だったりです。
今回の課題本は、
山岸二郎先生の「なぜルパン三世は泥棒なのにヒーローなのか?」でした。
その中で実は、私自身がいつも思っている気をつけている事に触れる名称が
ありました。
2007年頃に偽装問題で名が出た「船場吉兆」「白い恋人」「赤福」の
老舗というか有名店の3件です。
この三件の会社で営業停止になったのが「船場吉兆」であります。
何故ダメだったのか、トップが社員のせいにして、自分を保護した
しまいにはパートのせいに、素直に謝らず、対応対策もせずに逃げたのだ。
結果として外部はもちろんだが、内部にも信用を無くし内部告発で、再起不能に
陥ってしまったのである。
自分だけ自社だけが幸せで良ければ良いの全くトップとしては考えられない行動
我々トップは社員や、その家族、地域の人、関わる全ての人を守る、幸せに導く
使命、責任があるから社長としていられるのだと思う。
そして、メディアは、そんな姿勢や態度、行動を大げさに書いたりして
世論の反応をコントロールする力がある(世論にうけるように)
叩く時には、叩きにくるが、人間ですから、助ける事も、しばしあります。
しいて言えばちゃんとした対応、対策をすれば助けてくれるのである。
それが「白い恋人」や「赤福」である。
トップが行いを認め、素直に謝り、責任をしっかりとって
ちゃんとした対応、対策をした結果
世論を味方につけやすい状況を記事でつくりあげるのである
メディアが書いた「赤福」復活の記事がこのような内容である。
前日に徹夜組ができた(一人でも二人でも)
開店後一時間で完売した(通常の10分の1の個数でも)
やっぱり「赤福」は「凄いぞ」ぐらいの感じで書かれた。
何が言いたいか、本当の事ではあるが、真実を伝えていない記事になる
記事にできるのである。(オブラートに包んだ記事)
そういった意味ではテレビや新聞記事に踊らされている部分が大半である。
良い意味で利用してメディアとは付き合わねばいけないと思います。
間違った情報や情勢等を吸収しないようにしなければいけない
自分の感覚、嗅覚、価値観を信じて惑わされないように
そして、人のせい、世の中のせい、出来事のせいにしない事
失敗を受け止めて成功に、つなげることこそがリーダーの証
失敗した時こそ、冷静に慌てずに、きちんとした対応したいものです。
それではまた良い学び良い出会いがありますように