疲労と過労の違い
ごきげんよう
ARKの荒木です
昨日、富山県トラック協会青年部会主催で過労運転防止セミナーを開催させて頂きました。
その中で疲労と過労の違いを言われていたので参考にして、個人的にも対外的にも対応対策
してもらえばと思います。
疲労とは、どういう状態をいうのでしょうか?
○心身に疲れの自覚があり、活力が低下している状態
○休息欲求が顕著で休みたい、やめたい(したくない)状態
○パフォーマンスの低下があり、能率低下、安全配慮が乏しくなり、興味がなくなる状態
居眠りは強度の休息欲求の裏返しとみることができます。休息をとる事が大事ですかね!
疲労には2つの性質がみられます。
●進行性・・・・疲労はどんどんすすむし、たまります
○可逆性・・・・疲労は元の状態にもどります
この2つの性質から疲労がすすむか、元の状態にもどるかターニングポイントは
休息をとるタイミングです。
つまり人は休むことによって活力を得ています。
それでは過労とは、
回復不全であり疲労が進行し続けて蓄積する状態
進みすぎると疾病になってしまう
そういった意味では疲労の内に休息や睡眠、リフレッシュすることで過労に
なる事を回避し日常活動を無理なく過ごすことが出来るでしょう。
その中でも睡眠は過労対策の特効薬だそうです
裏返すと睡眠不足は過労の早道と考えるべきでしょう。
平均睡眠時間が
5時間未満 赤信号 死亡事故が一番多い
6時間未満 黄信号
9時間以上 黄信号
10時間以上 赤信号
後、昼間の睡眠は疲労回復力が悪くなります。
そういった中で仮眠は有効的だそうです。
疲れをとる仮眠は、夜中に2時間
眠気をとる仮眠は、 20分とると良いそうです。
私もそうだったのですが、行ける所まで行ってというか
荷卸し現場、近くで休憩、睡眠をとりたい(安心したい)
人の性格にもよるが、なかなか理想的な休憩、仮眠、睡眠は
出来そうで、出来ない部分であると思います。
それでも、社員やその家族、世の中の人の事も考えると無事に帰って来て
また元気に出発してもらう為の指導、教育、働き易い環境作りを
心掛けて社内、社外に活動していきたいものです。
人の為になっても他人に迷惑をかける走る凶器にしては
いけないと思います。
トラックが、トラックの運転が、安全で安心してもらえるように、
これからも、良い活動、良い働きかけをして結果を出して
業界内外に発信(シェア)出来るように、走り続けます。
それではまた良い学び良い出会いがありますように